正栄伝記

 

全108話の長編。

第2次世界大戦を舞台に主人公の塚井 手が暴れ回る。

文字通り戦車を殴り飛ばし、戦略爆撃機をジャンプして叩き落し、潜水艦を素潜りで沈めるこの男が、

正栄拳を作り出しながら戦争で混乱する世界を更なる混乱に陥れて行くといった破滅的な物語。

 

最終話でこの世界には原子爆弾が存在しない事が確定的となった。

我々の世界で広島に原子爆弾が爆発した時を同じくして、塚井 手が正栄拳を完成させ、

広島で最終奥義正栄拳を炸裂させていたためだ。

しかしその威力は原子爆弾の比ではなかった。

効果範囲内の全てを無視するその奥義は、広島県を陸地ごと無視し(消失させ)、海へと変えてしまったのである。

さらにそれに伴う2次災害が日本を襲い、日本全土は壊滅状態となってストーリーが終結した。

 

inserted by FC2 system