序章

ん?君は誰だい?

私の家に何か用かな?

私の書いているこの本が何かって?

これはこの本の登場人物の本人達から聞いた話と、人々の噂話をもとに私が書いた実話の本さ。

しかし素晴らしいよ。自分で本を読み返してみてそう思う。

私はグランドチャンピオンのファンであると同時に彼らのファンでもあるのさ!

え?私の名前かい?そうだな・・・人は・・・

ふふふ・・・この私のナイスヘアーから取ったらしい。

その人達は、人の真髄を見抜く見事なネーミングセンスの持ち主だろう?

君もそう呼んでくれても構わないよ。

あっ!もうこんな時間だ!応援に行かなくては!

なんだい?君もグランドチャンピオンがモンスターを倒すのを見に行くのかい?

え?この本?

そんなに気になるのかい?・・・仕方ない、もう時間が無いから貸してあげるよ!

まだ書きかけだから読み終わったら返してくれよ?

それでは私はもうアリーナへ行かなくてはならない!

その本・・・

そして君も彼らのファンに、そしていずれはグランドチャンピオンのファンになるのさ!

ではさらば!

 

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